サム・クエリー使用ラケットバボラピュアアエロプラス

ウィンブルドン・セミファイナルが注目のクエリー

4大大会で自身初のセミファイナル進出を決めたクエリー。

高速サービスが手強いチリッチとの戦いに注目したいです。

こちらのラケットは、ピュアアエロの　0.5インチロングバージョンとなります。

より速いスイングがより強烈なスピンを生み出します。

そのためウーファーやーコアテックスをフレーム内に埋め込んだ「アエロモジュラー2」フレームを新たに採用。

従来モデルよりも空気抵抗を11％削減することにより、スイングスピードが14.5％向上し、サービスのボールスピードも5km/hアップしました。

インパクト時のボールとストリングの接触時間もスピンの大きさやかかり具合を左右する重要な要素です。

そのため新たに「FSIスピン」テクノロジーを採用。

バボラプレイで蓄積したデータに基づき、スイートエリアを従来よりも上部方向に設定するとともに、ストリングパターンのマス目もやや大きめに変更しました。

さらにトップ部とボトム部には開口部を楕円状にしたグロメットを採用し、ストリングの可動範囲を70％拡大。

これらの相乗効果により、ボールとストリングのより長い接触時間を実現し、これまで以上にスピンがかかりやすくなりました。

ハードにヒットすれば飛ぶけど、振り抜かないと飛ばないという感想がありました。

ただし、使い手の加減で打球がコントロールできる感覚がいいといった意見もありました。

飛び具合はガットにもよるので、まずは今までのガットでこのラケットを試すと、感覚がつかみやすいと思います。

スピン性能はよいという意見が多く見られました。

フェイスサイズ：100平方インチ

長さ：27.5インチ

ウェイト：平均300g(±7g)

バランス：平均320mm(±7mm)

フレーム厚：23.0～26.0mm

ストリングパターン：16×19